梱包・物流電子部品メーカー B社 製造技術部

物流コストの削減と梱包資材の廃棄率低減、そして軽量化による作業効率の向上!
難しい3つの課題を一気に解決できた、新素材の全容とは?

解決

解決のポイント

  • 積水化成品の独自素材「ピオセラン」は耐衝撃・耐摩耗性に優れ、さらに軽量化も実現

  • 「ピオセラン」製dunnage box(ダネッジボックス)なら、部品の形状に合わせた一体加工を施すことで、従来の通い箱より仕切り材を削減できる

  • 通い箱と仕切り材を単一素材にすることで、リサイクル回収作業も容易に

緩衝設計技術を活かした梱包資材で改善目標をクリア

X氏は、情報収集を進める中で取引先から、複数の発泡素材を取り扱い形状設計が強みの積水化成品に相談してはどうか、とアドバイスをもらいます。さっそく問い合わせてみたところ、高機能発泡樹脂「ピオセラン」を使った通い箱、dunnage boxの提案を受けました。

積水化成品の独自素材「ピオセラン」は、耐衝撃、耐摩耗、耐薬品性に優れた高機能発泡樹脂で、その特長である軽量さと頑丈さから、通い箱に適した素材でした。また、従来の通い箱では、仕切り材などで同梱部品を抑えていましたが、「ピオセラン」製dunnage boxは、通い箱の内部に部品の形状に合わせた一体加工を施すため、無駄な緩衝用仕切り材を削減できることがわかりました。

さらに、単一素材であれば、リサイクルへの回収作業も容易です。軽量化の課題に対しては、担当者から聞いたところによると、他社では通い箱全体の重さを約50%も軽減したことがあるとのことでした。

「さっそく社内で検討を重ね、満場一致で「ピオセラン」製dunnage boxを導入することを決めました。おかげで改善目標として挙げていた3点を、無事にクリアすることができました」(X氏)

X氏ら製造技術部では現在、他の物流梱包についても見直しを進めており、積水化成品に相談しながら、最善の方法を検討しています。

この課題を解決した製品

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