ヒーター食品製造業 T社 製造部

ドラム缶内の凝固した油分の融解に時間がかかり、工程遅延…
“温めたい部分”を効率よく経済的に加温した方法とは?

解決

解決のポイント

  • 凝固している部分に絞って効率的に融解できるので、工程遅延が解消

  • テクヒーター®なら、必要な長さだけ購入できて経済的。部分的加温で省電力

ケーブル状なので必要な部分だけを温め、効率よく融解できる

製造部のH氏はこの件を温度管理で実績のある積水化成品に相談しました。低温保管されたドラム缶内で、油分が上層部に凝固し、2層に分離している状態を見た担当者が言いました。

「全体を温めるのではなく、凝固した1層に絞って温めるのはどうでしょうか。ケーブル状の「テクヒーター」であれば部分的な加温ができるので、効率よく融解できるはずです。ドラム缶内の残量が変わっても、すぐに巻き直せば対応できますよ」

これまでドラム缶全体を温めることしか念頭になかったH氏は、大変驚き、早速試験導入してみることにしました。

自己出力制御型ヒーティングケーブル「テクヒーター」で実現する、経済的なコストプラン

試験導入から1ヵ月、H氏は「テクヒーター」がとても賢く、経済的な商品であることに気がつきました。

「部分的な加温が可能なので電気代を抑えることができ、以前は1日がかりだった溶解作業も、今は半日で済むようになりました。また「テクヒーター」は、温度を一定に保つよう発熱と停止を自動的に調整するので、作業員による温度管理がないまま、調味料は常に適温に保たれます。加温用ラインの容量を気にせず受注ができるようになり、営業部もとても喜んでいます」

現在T社では、調味料の生産増大を視野にいれ、「テクヒーター」の正式導入を検討しています。必要な長さだけ購入できるため初期導入費用も嵩まず、社内稟議もスムーズに進みそうだ、ということです。

この課題を解決した製品

12

各種お問い合わせ・ご相談は
下記フォームよりお受けいたします