部材
センシングデバイスの新製品開発プロジェクトが発足!
通信機能の高性能化を実現できる新素材とは?
通信機器メーカー H社 設計開発部
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高耐熱で、難燃性に優れたエンジニアリングプラスチックビーズ発泡体
現在、省エネや二酸化炭素排出量低減の観点から、構造部材の樹脂化やCFRPの活用などによる軽量化が進む中、従来のビーズ発泡体の耐熱温度は80℃〜100℃以下程度のため、エンジンルーム内などの高温となる部位では実用化が進んでいません。
積水化成品は、自動車や輸送用機器市場からのニーズが強い、構造部材として適用可能な高耐熱、高強度かつ軽量化に寄与する樹脂素材「ST-Eleveat」を開発しました。
耐熱性:120℃×168hrs、180℃×168hrs条件下の寸法収縮率は1%以下です。
難燃性:FMVSS302に適合しています。
軽量性:非発泡樹脂成形品と比べ80〜90%の軽量化が可能です。
成形性:特殊成形機は不要です。ビーズ粒子径が小さいため複雑な形状の製品も成形可能です。
省資源:ベース樹脂を5倍から10倍に発泡していますので省資源の環境対応製品です。
優れた耐熱性と難燃性、さらに軽量性や断熱性などを生かせる分野へ展開していきます。