軽量盛土建設コンサルタント N社 構造橋梁設計部
軟弱地盤×高地下水位の橋台設計に挑む!
「EDO-EPS工法×アクアロード」で安定・短工期・低コストな施工を実現

都市部と郊外を結ぶ交通インフラ整備の一環として、新設橋梁の設計を任されたN建設コンサルタント。現地は厚さ15m以上の軟弱地盤で、近くには河川もあり、通常の盛土では沈下リスクが高いという難条件でした。
課題
軟弱地盤、地下水位、工期…若手技術者が直面した「橋台背面の壁」
今回の案件は、設計経験の浅い若手技術者にとって大きな挑戦でした。特に頭を悩ませたのが、橋台背面の納まりに関する設計です。
現地は厚さ15mを超える非常に軟弱な地盤で、近接する河川の影響による水位変動も無視できません。盛土材が吸水・膨張することで、支持力が低下するリスクがあり、構造の安定性を確保するには慎重な設計が求められました。
新設する橋梁の構造設計を任された若手技術者S氏は、こう振り返ります。
「限られたスペースと工期の中で、構造的に安定し、かつコストも抑えられる設計をどう実現するか……相当な工夫が求められました」
まず、従来の地盤改良工法や盛土案を検討しました。しかし、どれも施工に手間がかかるうえ、コストが膨らむ傾向がありました。加えて、地盤改良には前施工として広い作業ヤードや長い工期が必要になり、発注者が求めるスケジュールには収まりそうにありません。
加えて、地下水位の高さも大きな懸念材料でした。降雨や水位変動によって盛土材が吸水・膨張し、計画通りの支持力が得られない可能性があったのです。
軽量盛土工法「EDO-EPS工法」は、地盤への負担が小さく、地盤改良を省略できる可能性がある点で有力な選択肢でした。しかし、排水性・耐水性の確保が課題であり、地下水位の高い現場では浮き上がりのリスクが否定できませんでした。
この弱点を補える方法があれば、EDO-EPS工法は理想的な解決策となり得ます。S氏は、設計の突破口を探し続けていました。
課題のポイント
厚さ15m以上の軟弱地盤と河川近接による沈下リスク
地下水位の高さによる盛土材の浮き上がりが懸念
従来工法ではヤード確保・長工期・高コストで発注条件に不適合
