軽量盛土土木設計コンサルタント会社 Q社

「地盤の弱さ×工期短縮」厳しい施工条件をどう乗り越えたのか?
土木設計コンサルタントが選んだ橋台背面の最適工法とは

新たな産業道路建設にあたって建設プロジェクトに参画し、地盤調査と工法検討を担当することになった土木設計コンサルタント会社Q社。しかし、この道路予定地の地盤の弱さや、水位が高いことを懸念していた。さらに工期短縮に配慮することなどが求められ、工法の検討が難航していた。

課題

厳しい施工条件と安全性の確保…克服すべき3つの課題とは

軟弱地盤であり、しかも地下水位が高い状態で通常の盛土を行えば、沈下や地すべりのリスクが極めて高くなります。さらに、発注元からは工期短縮の要望もあり、従来の工法では対応が難しくなっていました。

Q社のコンサルタントM氏は頭を悩ませていました。
「構造的な安定性を確保しつつ、地盤・地下水位・施工の課題をすべて解決できる工法が必要でした」

特に、橋台背面の地盤沈下を防ぐことが大きな課題となっていました。橋台背面は、橋の構造を支える重要な部分であり、もし沈下が発生すれば橋自体の安定性が損なわれる可能性があったのです。さらに、交通量の多い国道と交差するエリアでは、道路の沈下によって段差やひび割れが発生し、将来的に補修や改修が必要になるリスクもありました。

また、施工方法の選定は慎重に行う必要がありました。軟弱地盤では、重量のある盛土を行うとさらなる沈下を引き起こす恐れがあり、従来の施工方法では地盤改良工事が必須となります。しかし、地盤改良にはコストと時間がかかり、発注元の求める工期短縮の条件に適合しない可能性があります。そのため、できるだけ簡易な施工方法で、かつ地盤への負荷を抑えることが求められていました。

このように、Q社は「地盤の弱さ」「地下水位の高さ」「施工条件」という三つの大きな課題を抱え、解決策を模索していました。

課題のポイント

  • 軟弱地盤のため通常の盛土では沈下や地すべりのリスクが高く、特に橋台背面の安定性が懸念されていた

  • 地下水位が高く、浮力の影響を受けるため安定した施工が困難だった

  • 工期短縮要求があり、従来の地盤改良工法では時間とコストの増加が避けられなかった

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