ポリマー化粧品メーカー Z社 商品開発部

新商品開発の壁となる紫外線散乱剤を何とかしたい…
きしみ感と白浮きを解消する近赤外線カット微粒子の実力とは?

解決

解決のポイント

  • 積水化成品のテクポリマー®近赤外線カット微粒子なら光反射性に優れるほか、感触改良効果もあり

  • 紫外線散乱剤に比べて屈折率が低く、色味への影響や白浮きの発生も低減

近赤外線の光反射性を示すポリマー微粒子の発見で、光老化を防ぐ新製品開発に兆しが

T氏は昨年開催された展示会で、積水化成品のブースを訪れました。
そこで、「テクポリマー」の説明を受けたT氏は、近赤外線の光反射性を示す微粒子が「今回の課題解決に使えるのでは」と直感しました。

担当者によると、「テクポリマー近赤外線カット微粒子」は、紫外線から近赤外線領域の光反射性を持つほか、真球状のポリマー微粒子のため伸びが良く、感触改良の効果もあります。また、アクリル系の組成で、紫外線散乱剤に比べて屈折率が低いため、散乱剤の配合量を増やす代わりにこの微粒子を添加することで、屈折率差による色味への影響についても低減が期待できます。

早速、T氏は「テクポリマー近赤外線カット微粒子」のサンプルを提供してもらい、試作と評価を行います。すると、今まであったきしみ感や白浮きといった現象が解消されました。

「テクポリマー近赤外線カット微粒子」の使用によって、商品化の目途が立ったT氏たち。現在は、積水化成品からアドバイスを受けながら、商品化に向けてさらに仕様を詰めています。

この課題を解決した製品

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