雨水貯留住宅デベロッパー B社 設計開発部

販売戸数を減らさず、管理コストも抑えたい
効率的な宅地造成を可能にした「道路下貯留」の方法とは?

解決

解決のポイント

  • アクアロード®で雨水貯留施設を構築し、道路下の空間を有効活用

  • 軽量素材のため敷設作業が容易で、工期短縮が可能に

  • 「建設技術審査証明」を取得し、道路下にも安心して適用できる

狭い範囲でも通常の貯水池と同等の貯留量を確保できた理由とは?

時間が迫る中、設計開発部は急ピッチで新たな情報収集を進めていました。そこでS氏は積水化成品のサイトにたどり着き、調整池設置に関する課題解決事例を発見します。道路下貯留についての記述もあったため、すぐに問い合わせてみることにしました。

後日、事例の中で使われていた雨水貯留槽「アクアロード」について、担当者から詳しく話を聞いてみると、これは他の分譲地でも多く採用された実績があり、「建設技術審査証明」を取得しているため、道路下にも適用可能とのことでした。そこでS氏らは早速、積水化成品のサポートを受けながら、工事予定地のセンター道路下に「アクアロード」を使った雨水貯留施設を構築できないか、検討してみることにします。

「あらゆる角度から検討を進めた結果、『アクアロード』を使えば、道路下の範囲で必要な貯留量を確保できることが分かりました。そのため、調整池に使う必要があった土地も他の用途に活用できました」(S氏)

もともと調整池を設置する予定だった土地に、S氏らは2棟の住宅を追加することにしました。さらに、改めてコストや工期計算を行ってみると、「アクアロード」は施工性が良く、コンクリート製のものよりも工期が短縮できる見通しが立ちました。

「役所への申請などにも協力してもらって宅地造成がスムーズに進み、担当者の方には本当に感謝しています」(S氏)

B社が手掛けたこの宅地は大好評で、想定より早く完売することができました。S氏は今後の宅地開発にも、積極的に「アクアロード」を活用することを検討しています。

※建設技術審査証明(土木系材料・製品・技術、道路保全技術) 建技審証 第1012号 一般財団法人 土木研究センター

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