ポリマー塗料メーカー F社 技術開発部

環境配慮型製品の開発を進める中で辿り着いた!
ソフトフィール性を付与できる、サステナブルな添加剤とは?

解決

解決のポイント

  • テクポリマー® BIO EF-Cシリーズは、バイオマス比率が約50%のアクリル系微粒子

  • 真球状で、PMMA微粒子と比べて約1/5の硬さであり、外観や触感の調整が可能

バイオマス比率50%の微粒子で、期待通りの艶消し性や触感が実現できた!

情報収集を継続していたT氏は、とある化学系商社から「積水化成品がバイオマス微粒子の開発を行っているらしい」との情報を掴みました。さっそくHPから問い合わせ、詳細なスペックを確認しました。
「「テクポリマー BIO EF-Cシリーズ」はバイオマス比率が50%程度と聞いて、これをコーティングすれば環境に優しい製品開発ができ、大きな差別化ポイントになると感じました。また、従来のアクリル微粒子と同等のサイズでラインアップされており、塗膜の厚みを調整しなくても狙い通りの外観や触感を得られそうな点も重要なポイントでした」(T氏)

さっそくT氏が取り寄せた「テクポリマー BIO EF-Cシリーズ」のサンプルを評価してみると、従来の軟質アクリル微粒子と同等の結果が得られました。また、艶消し効果に加え、思い描くマットな外観やソフトな触感をバイオマス微粒子により実現することができました。

すぐに得意先にも見てもらったところ、仕上がりに大変満足してもらうことができ、現在は採用に向けた協議を進めている段階です。

その他にも、「テクポリマー BIO EF-Cシリーズ」は耐溶剤性を持つことが判明。F社は溶剤系塗料での展開も視野に、積水化成品から情報をもらいながら開発を加速しています。

この課題を解決した製品

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