ヒーター道路メンテナス会社 K社 技術部

豪雪地帯のトンネルにスリップ事故のリスク!
原因箇所の融雪と再凍結防止を効率的に実現できた秘策とは

解決

解決のポイント

  • 側溝と排水会所の側面部にテクヒーター®を設置し、周辺道路の再凍結を防止できた

  • 大掛かりな工事をせずに、設置箇所の形状に合わせた融雪装置が実現できた

大掛かりな工事は不要!設置箇所に合わせた道路の再凍結防止策とは

情報収集を進めていたF氏は、他部署のスタッフから積水化成品の「テクヒーター」を教えてもらいました。「テクヒーター」は発熱体に半導体セラミックスを使用した自己出力制御型ヒーティングケーブルでした。
興味を持ったF氏は、積水化成品に問い合わせ、現状の課題について相談したところ、担当者から「テクヒーター」の採用事例や解決策をいくつか提案されました。

そのひとつが、側溝と排水箇所の側面部に「テクヒーター」を設置する方法でした。そうすることで、周囲に溜まった雪の融雪や、トンネル内の氷柱から落ちた水が側溝などで再凍結することを防げます。
また、トンネル内の水みち部分に「テクヒーター」を設置することで、浸み出した雨水や雪解け水を凍結させることなく、側溝への流れ込みをスムーズにできます。

「「テクヒーター」は、必要な箇所に合わせて簡単に形状を変えて設置できるので、大掛かりな工事が必要ありませんでした。またヒーター部分が太いので、広範囲での融雪や凍結防止も可能でした」(F氏)

F氏らは早速、トンネル内の水みちや側溝部など、氷柱が特によくできる箇所を中心に「テクヒーター」をテスト導入してみました。結果は良好で、F氏らは胸をなでおろしました。現在、K社では主要なトンネルに「テクヒーター」を設置するべく、日々準備を進めています。

この課題を解決した製品

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