ゲル化粧品製造販売業 D社 企画開発部
これまでにない「新しいフェイスマスク」の開発プロジェクト
レベルアップした機能性と快適な使い心地で、高付加価値を実現したゲル素材
解決
解決のポイント
テクノゲル®なら、保湿や浸透促進、冷涼感の持続など、さまざまな機能を強化できた
素材の高級感と快適な使い心地で、新しいフェイスマスク開発の見通しがついた
高機能で使い心地の良い、満足のいく素材を発見！
情報収集を進めていたS氏は、訪れた展示会で積水化成品の高性能ゲル素材「テクノゲル」を見つけ、担当者から詳しい話を聞くことにしました。「テクノゲル」CPグレードの特長を知ったS氏は、フェイスマスク開発に活かせるのではと、興味を持ちはじめます。
「テクノゲル」CPグレードは、ゲルの中に水分を多く含んでいるため、肌に密着したときの使用感が格段にアップするうえに、ツッパリ感もありません。ゲル素材なので、不織布に比べて冷涼感も長時間続きます。また、独自のブリード機能によって、保湿効果や溶液を浸透促進する効果も期待できました。さらに薬効成分や着色成分、香料などの配合が自由にできるため、既存ラインナップとは異なるオリジナリティを出すことが可能でした。
「皮膚への刺激も少なく、とても安心できる素材です。それに、素材の提供だけではなく、ゲルマスクのOEM生産からアフターフォローまで積水化成品が請け負ってくれる点も、魅力に感じましたね」（S氏）
早速D社では、ウォーターリッチタイプ（水系）とオイルリッチタイプ（油系）、2種類のサンプルを使ってフィールドテストを繰り返しました。そして、これまでの課題をすべてクリアした、新しいフェイスマスクができあがったのです。
「一つひとつの機能を強化できただけでなく素材に高級感があり、使い心地が良いという点で差別化ができました。既存製品のコンセプトとも重複しない、全く新しいフェイスマスクができ、社内でも高評価を受けました」（S氏）
検討の結果、フェイスマスクの素材に「テクノゲル」CPグレードを採用することが決まりました。
D社では、ほかの化粧品・スキンケア製品についても、コンセプト成分や形状を変えて「テクノゲル」CPグレードの活用を検討しています。
