雨水貯留住宅デベロッパー A社 設計部

宅地開発時に求められた「調整池」の設置。でも土地の有効活用もしたい…
道路下の雨水貯留槽!懸念点を一気に解消

解決

解決のポイント

  • 宅地内の道路の下に、アクアロード®を使って雨水貯留槽を構築

  • 調整池分の土地が有効活用でき、プラス3棟の建設が可能に

調整池用地が不要になり、プラス3棟の建設が可能に

そんなある日、S氏は知り合いのゼネコン業者から、道路地下に雨水貯留槽を構築できる積水化成品の「アクアロード」の話を耳にしました。

「コンクリートではなくプラスチック製の構造部材で、さらに『建設技術審査証明※』を取得しており道路下でも適用できると聞き、興味を持ちました」(S氏)

さっそく問い合わせをしたS氏は、担当者から「アクアロード」の詳しい説明とその採用例を紹介されました。

S氏はその説明を受け、建設予定地の中央に通す道路下に「アクアロード」を使った雨水貯留槽の設計を行い、調整池の代用ができるか検討してみることにしました。
すると、「アクアロード」を使うことで、十分な貯水量を確保でき、さらに調整池分の土地を活用してプラス3棟の住宅を建てられることが判明しました。

S氏はこの新たな設計を社内で提案し、積水化成品の協力を得ながら、管轄である市に「アクアロード」の使用を正式に申請しました。

その後、申請は無事に受理され、市の担当者から「調整池は衛生上の問題や、転落の危険性もあるほか、定期点検や清掃の手配など管理の煩雑さも気になっていました。地下の貯留槽ならその心配がなく安心です」という声もいただきました。

さらにこの住宅は、分譲前に完売させることができ、自治体とデベロッパー双方にメリットが生まれる事例となったのです。

※建設技術審査証明(土木系材料・製品・技術、道路保全技術) 建技審証 第1012号 一般財団法人 土木研究センター

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