ポリマー産業用資材製造 K社 開発部
環境へ配慮した産業用フィルムの製造を推進
生分解性のアンチブロッキング剤を求めてたどり着いた材料とは
解決
解決のポイント
土壌分解性グレードのテクポリマー®をアンチブロック剤に使用できた
透明性や脱落性も現行品と同レベルを保持できた
土壌分解性テクポリマーにより、環境に配慮したフィルム材が実現!
情報収集を進める中で、積水化成品からリリースされたばかりの生分解性「テクポリマー」に目が留まりました。問い合わせをしたところ、その「テクポリマー」は土壌分解性に加え、粒子が軟らかいため、添加すると滑らかな触感に仕上がるということでした。
そこでS氏はサンプルを取り寄せ、開発部内で使用できるかどうか検討してみることにしました。
「アンチブロッキング剤として使用するには、粒子径が大きく、小粒子化への対応が課題でした。しかし、積水化成品は希望の粒子径への対応をしてくれて本当に助かりました」(S氏)
検討を重ねた結果、土壌分解性グレードの「テクポリマー」を使用した環境配慮型フィルム材の開発を進めることになりました。積水化成品から微粒子の性質や特長についてレクチャーを受けながら、生分解性フィルム材のさらなる薄型化も視野に、環境に配慮した製品作りに注力しています。
この課題を解決した製品
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