部材通信機器メーカー H社 設計開発部
センシングデバイスの新製品開発プロジェクトが発足!
通信機能の高性能化を実現できる新素材とは?
解決
解決のポイント
ST-Eleveat™は誘電率が低く、伝送損失を小さくできる
発泡体なので複合素材として使用することで軽量化が図れる
従来のビーズ発泡体より耐熱性が高い
発泡エンジニアリングプラスチックを用いた開発プロジェクトがスタート!
情報収集を進めていたA氏は、解決策を求め展示会を訪れました。そこで、積水化成品のブースに通りかかったところ、リリースされたばかりの「ST-Eleveat」が目に止まりました。
手渡された資料には「ST-Eleveat」の特長が次のように書かれていました。
誘電率:非発泡樹脂と比べ、誘電率が低い
軽量性:非発泡樹脂成型品と比べ、80〜90%の軽量化が可能
耐熱性:120℃×168hrs、180℃×168hrs条件下での寸法収縮率が1%以下
耐候性:使用環境による変形、変質、劣化を起こしにくい
耐寒性:-40℃環境下で機械的強度を保持できる
難燃性:FMVSS302に適合
「担当者から話を聞いてみて、課題解決につながる素材かもしれないと思いました」(A氏)
A氏はこのタイミングを逃さず、積水化成品の担当者から詳細説明を受ける機会を設けることにしました。
こうして開発の糸口がつかめたことで、停滞ムードの漂っていた設計開発部も活気づき、現在、積水化成品と共同でプロジェクトを進行しています。
この課題を解決した製品
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