部材通信機器メーカー H社 設計開発部

センシングデバイスの新製品開発プロジェクトが発足!
通信機能の高性能化を実現できる新素材とは?

H社は、ADAS(先進運転支援システム)搭載に備え、5G対応のセンシングデバイスを開発するためのプロジェクトを立ち上げた。

課題

新製品開発のプロジェクトが発足!様々な高機能素材を探してみたが…

H社では、今後需要の増加が見込まれる車載用センシングデバイスの新製品開発に着手しました。担当となった設計開発部のA氏は、複数の顧客先へと足を運び、必要な性能を聞いてまわります。

「お客様との会話で頻出したキーワードは、通信速度の高速化(5G)や軽量化、高耐熱性・耐候性などでした。まずはそれらを一つずつ、実現していこうと考えました」(A氏)

そこでH社は、固定する筐体に機械的強度が高く、耐熱性や絶縁性があるプラスチックを採用することを検討しました。しかし、車載用の開発には、さらなる軽量化が必要でした。

A氏らプロジェクトメンバーは「もっと他社と差別化できる製品を開発しなければ」と焦りましたが、決定的な素材にはなかなか巡り合えず、開発は行き詰まりました。

課題のポイント

  • データ通信速度を高速化したい

  • 軽量化を実現したい

  • 耐熱性がある素材を使用したい

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