ポリマーコンパウンドメーカー O社 設計開発部

照明メーカーの要望に応えられない!無機素材では求める性能が出せず、失注率がアップ…
屈折率を5/1000単位まで調整でき、提案の幅が広がった理由とは?

解決

解決のポイント

  • 透明性が高い有機微粒子テクポリマー®の採用で、顧客が求める明るさを実現

  • 積水化成品の最適な光学配合提案で、案件の採用率が向上

透明性が高い「テクポリマー」の採用で、顧客が求める明るさを実現

改善に向け情報収集を進めたM氏は、取引のある専門商社から積水化成品の「テクポリマー」を紹介してもらいました。担当者の話では、「テクポリマー」はアクリル素材のため、無機素材と比較して隠ぺい性が低く、高輝度が実現できるとのことです。また、粒子径を調整することでカバーの意匠性向上にも期待できるとのことでした。

現状の課題を「テクポリマー」なら解決できるのではと感じたM氏は、早速サンプルを取り寄せ、さまざまな配合で試作をしました。いくつかの試作品を照明メーカーに使ってもらったところ、評価は高く、LED素子の個数を減らしても、求める明るさを確保でき、コスト的なメリットも打ち出すことができました。

最適な光学配合提案で、開発案件の採用率が向上

顧客からの良好な反応を受け、O社は「テクポリマー」の採用を決定しました。

「屈折率を5/1000単位で調整できる「テクポリマー」を使うことで、提案の幅を広げることができました。また、積水化成品はLED照明機器の「テクテラス」を市場展開しているので、照明機器に対する知見が豊富でした」(M氏)

経験に裏打ちされたアドバイスを積水化成品からもらうことができ、O社は照明メーカーに対し、積極的な提案を行えるようになりました。その結果、受注率も順調に向上しているとのことです。

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