ポリマー電子部品メーカー Z社 研究開発センター
センサデバイスの耐久性を上げたいが、解決策が見つからない…
厳しい基準を短期間でクリアしたのは微粒子の力だった!
解決
解決のポイント
線膨張係数を調整したテクポリマー®により耐久性が向上
微粒子の知見に基づくソリューション提案により短期間で解決できた
「テクポリマー」を添加することで耐久性が向上。センサ接着に適合
P氏は社内の評価研究部門に所属するQ氏に接着剤の改良について相談してみました。すると、既に塗料用添加剤で取引のある積水化成品を紹介されたのです。
「同社の微粒子「テクポリマー」は、構造や物性のほか、線膨張係数も調整できると聞いたことがあるので、改良方法が見つかるかもしれない」(評価研究部門・Q氏)
早々に積水化成品へ問い合わせると線膨張係数をコントロールした「テクポリマー」を接着剤に添加すれば、接着部分の耐久性を改善できる可能性があるとのことでした。添加処方を相談しながら改良を加えた結果、ようやく次期モデルの厳しい許容温度領域の要求にも応えられることがわかりました。
的確なソリューション提案により厳しい基準を短期間でクリア
この結果を受け「これだ!」と確信したP氏は、「テクポリマー」を添加した接着剤の採用について正式に上長の承認をとりました。
「他社に先駆けて顧客の要求に応えるにはスピーディな対応が不可欠でした。積水化成品には幅広い分野に適応した微粒子開発の実績があり、経験に基づいた微粒子のカスタマイズと提案が今回の重要なポイントでした」(P氏)
顧客からも「期待以上の耐久性」との評価を受け、無事に次期モデルへの採用・量産が決定したということです。
この課題を解決した製品
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